バスの生態

ブラックバスは晴れよりも曇りの日の方が釣れる?その理由とは?

ブラックバス 曇りの日

ブラックバスは生き物ですので、絶対とは言い切れませんが、一般的には晴れよりも曇りの日の方が活性が高いと言われています。

そのため、バス釣りにおいても曇りの日は有利になり、釣れやすくなります。

気圧の問題

雲が広がる天候や雨の日は、気圧が下がっている状態です。

そして、ブラックバスに限らず、魚は体内に浮袋が存在しますが、この浮袋が気圧が下がる事で膨張します。

山登りなどで、密閉された袋(菓子袋など)がパンパンに膨らんでるのと同じ現象ですね。

つまり、バスも曇りの日など気圧が下がっていると浮袋の関係でトップに浮遊しやすくなるんです。

トップを泳ぎやすくなれば、水面付近にいるベイトフィッシュも捕食しやすくなりますので、曇りの日はバスの活性が上がり、釣りやすくなります。

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光量の問題

実はブラックバスは光があまり好きではありません。

理由はいくつかあり、魚影が見えると天敵である鳥に狙われやすくなることや単純に直射日光が熱いからとも言われています。

諸説あるものの、確かにバスの居場所は陰になっている場所が多いですよね。

季節や濁りによっては、晴れの日でも表層付近をゆらゆら泳いでいる事もありますが、基本的には光を好まないと考えて良いと思います。

なので、曇りの日のように光量が少ない時は、行動範囲が広がって、積極的に捕食することが多いようです。

当然バス釣りにおいてもチャンスとなりますので、季節や時間だけでなく光量についても意識してみるといいかもしれません。

絶対的ではない

このように、曇りの日は釣れると言われている理由としては、気圧と光量が大きく関係しています。

ただし、絶対的なものではなく、季節や水温によっては快晴の時でも沢山釣れる時がありますし、ブラックバスは生き物ですのでイレギュラーな行動をしていることもあります。

飽くまでも一般論としてバス釣りの攻略に役立てるようにしてもらえればと思います。

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