自分が釣ったブラックバスが何年物なのか気になった事はありませんか?
実際の年齢を知る術はありませんが、寿命と成長速度からだいたい何歳なのか分かるかもしれません。
ブラックバスの寿命
ブラックバスが外敵に襲われることなく成長した場合、寿命はおよそ10~15年と言われています。
ただし、フィールドの状況も影響しますので、野池の場合だとそこまで生き続けるのは稀かもしれません。
エサとなるベイトフィッシュの量や水質などの環境にもよるという事ですね。
日本において一番ブラックバスが住む環境に適していると言われているのは、やはり琵琶湖
広大なフィールドで水質の変化もしにくく、ベイトフィッシュも豊富なので、バスにとってはパラダイスです。
琵琶湖では世界記録を出したこともあり、デカバスが釣れることでも人気ですが、今まで釣られていない15年選手がまだまだいるかもしれませんね。
⇒ブラックバスは晴れよりも曇りの日の方が釣れる?その理由とは?
成長速度はどれくらい?

一般的にノーザン・ラージマウスバスは、1年で10cmほどに成長し、2,3年で20cm台になります。
生まれてから、この時期までが成長速度が速く、その後は1年に3~5cmほど成長していきます。
そして年をとるほど、成長も緩やかになっていきます。
つまり成長曲線としては、人間や他の動物と似たような傾向だと言えるかもしれません。
ただし、成長速度に関してもフィールドの状況が影響します。
琵琶湖のような湖と小さな野池では、エサの数も違ってくるので同じ年齢でも大きさが違って当然と言えるでしょう。
実際にはそれ以上もいる?
上記で示した寿命と成長速度は、飽くまでも一般的な見解です。
実際には、ブラックバスについてすべて解明されてるわけではないので、この一般論を覆す個体が存在してもおかしくありません。
人間の寿命も平均と誤差があるように、もしかしたら現時点で20年以上生きてるバスも存在するかもしれませんね。
そんな長老が琵琶湖のようなパラダイスで存在したら、ハチマルといった怪物になってるかもしれません。
⇒ブラックバスは全部で11種類!?それぞれの特徴と希少性は?
ブラックバスの寿命と成長速度まとめ
フィールドによって違いはあるものの、一般的な成長速度を勘案すると、自分が釣ったバスのサイズで何歳ぐらいなのかが分かります。
生まれてからすぐに死んでしまうケースが多い中で、生き続けたバスとの出会いを記念して、年齢を推測するのも楽しいですね。
また、琵琶湖のような環境のいいフィールドでは、20年生きることも考えられますし、成長スピードも速いことからビッグバスが狙いやすくなります。
そう考えると、今後も世界記録の更新が期待できそうです。