バス釣りトーナメントでもプロが好んで使うほどデカバスが良く釣れる「D-ZONE」
大手釣り具メーカーのエバーグリーンが自信をもって商品展開してるスピナーベイトです。
ここでは、そんなDゾーンの特徴と残念なデメリットについて紹介します。
Dゾーンの特徴

まず気になる見た目ですが、ブレード部分のワイヤーが少しいびつな形をしてます。
そして、そのワイヤーは一般的なスピナーベイトに比べて細くなってるので、柔らかい状態。
一見、頼りなさそうに見えますが、実はこれによりブレードによる波動のアピール力が増します。
近くにいるデカバスにもしっかりと存在感を与えるので、バイト確率も上昇。
また、柔らかいアームは、障害物の回避性能に優れてるので、根掛かりもしにくくなります。
もともとスピナーベイトは、根掛かりしにくいルアーですが、Dゾーンはさらに根掛かりしにくくなるので、ストラクチャーを積極的に攻めやすくなり、その点からも釣果が期待できます。
サイズやカラーについて
サイズは「3/8oz」「1/2oz」「3/4oz」が用意されてるので、フィールドの状況やタックルに応じて使い分けるのがベターです。
3/8oz⇒タンデムウィロー+ダブルウィロー
1/2oz⇒タンデムウィロー+ダブルウィロー
3/4oz⇒ダブルウィロー
もちろんカスタムも可能ですので、ブレードにこだわりがある方は、アレンジしてみるといいと思います。
ただし、カスタムした事によりバランスが悪くなるなどの弊害には注意してください。
⇒スピナーベイトはブレードの色と種類が大事!使い分けで釣果が変わる?
カラーは、サイズによって違いはありますが、最大で26色用意されています。
人気ルアーなので、今後も新色の発売が期待されますが、現状としては十分すぎるほどのカラーラインナップではないでしょうか。
ヘッドのカラーに応じて、ブレードもゴールドやシルバーなど様々ですので、カラーのチョイスは、ヘッドとブレード両方を考慮して検討するようにしましょう。
Dゾーンのデメリット
プロや上級者にも愛されてるDゾーンですが、1つだけ残念なデメリットがあります。
それはDゾーンの最大の特徴である細いワイヤーが折れやすいという点。
ブラックバスを釣ると、バトルの影響でどうしてもワイヤーが少し開いてしまうので、それを戻して使わなければいけません。
つまり、バスを釣っては直してを繰り返しているうちにポキッと折れてしまうんですね。
奇しくも、デカバスを釣るための工夫である細いワイヤーが破損しやすいという弱点にもなってる訳です。
しかし、この点についてはメーカーであるエバーグリーンも認めており、以下のコメントが掲載されています。
たしかに、ビッグバスが釣れるなら多少の犠牲も許せますね。
春や秋といったシーズンで、その年最大のビッグバスを狙うならDゾーンのナチュラル系とアピール系をそれぞれ用意しておきたいところです。