ルアーの中でもリアルな魚のイメージに近いバイブレーション。
プラグ系ルアーの中でも使いやすく、広範囲を攻めれる事から大変人気のルアーです。
そんなバイブレーションの特徴や使い方と選ぶ際のポイントについて紹介します。
バイブレーションの特徴

バイブレーションの見た目は平べったく、名前の通り泳がせると小刻みに体が震えてアピールするルアーです。
この振動が、ブラックバスの側線に訴えかけ、近くにいるバスに反応を促します。
また、平べったい形状なので、空気抵抗を受けずらく、投げた時に飛距離が出るというのも特徴の一つです。
そのため、フィールドを広範囲に攻めることができます。
バイブレーションはシンキングタイプの物が一般的で、着水後ボトムまで沈んでいくので、あらかじめフィールドの深さを考慮して狙いたいレンジ(層)を引いてくるといいでしょう。
しかし、注意したい点として、根掛かりがしやすいので、ストラクチャー付近やボトム付近を泳がせるときは気を付けなけらば行けません。
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種類と選び方
バイブレーションを選ぶ際のポイントとしてラトル(内臓ビーズ)があるかどうかと、そのサウンド音が挙げられます。
ラトル入りの物だと、泳がせたときの振動でカラカラと音がするので、よりアピール力が強くなり、少し遠くにいるバスも寄せ付けやすくなるというメリットがあります。
さらに、音も甲高いものから重低音のものなど様々。
基本的にブラックバスは、遠くの音は耳で感じ、近くの音は側線で感じ取るといわれています。
そのため、フィールドを広範囲に攻めれるなら低音でアピールして、ある程度決まった場所にしかキャストできないようであれば甲高い音で遠くのバスを寄せるといいかもしれません。
また、あえてラトル抜きの「サイレント」タイプというのもありますが、これは警戒心が強かったり食い気がないバスに有効です。
こういったバスは、ラトル音は嫌がりますので、どんだけアピールしてもバイトしてきません。
ですので、あらゆる状況を考慮するなら、ラトル入りとサイレントの2種類を常備しておくといいでしょう。
バイブレーションの効果的な使い方

バイブレーションルアーのアクションは、基本的には「ただ巻き」になります。
始めに狙いたいレンジを決めて、そのレンジを一定の速度で泳がせる。
そして、とにかくひたすらキャストしていくことが重要です。
反応が悪い時は、レンジを変えてみたり、ラトルやカラーを変えてみるのも有効かもしれません。
このように、バイブレーション1つで表層からボトム付近まで探っていく事ができるので、非常に使い勝手がいいルアーだといえます。
その他では、「ストップ&ゴー」のように途中でフォールさせて弱った魚を演出して食わせるポイントを作ってあげるのも効果的です。
ヒラヒラと沈んでいくのに反応したブラックバスがリアクションバイトしてくれることも度々あります。
あとは、大きく「リフト&フォール」して寄せていく方法も有効です。
メタルバイブの使い方になってしまいますが、メタルバイブよりは大きなアクションでゆっくりと行っていくといいかもしれません。
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バイブレーションについてまとめ
バイブレーションは人気のルアーなので、各メーカーがいくつもの種類を展開していて、ラトルやカラーや形状など、こだわるとキリがありません。
しかし、基本的には扱いやすいルアーで、初心者の方も根掛かりにさえ注意したら楽しめるルアーだと思います。
まずは、有名なバイブレーションをチョイスして、段々とこだわっていけば釣れる確率もどんどん上がっていくのではないでしょうか。